今回、取り上げる栄養素は、エヌエムエヌ、「NMN」です。
みなさんよくご存じ？…のNMN、若返りビタミンとして超有名になりましたね。
2019年に米ハーバード大学医学部のデビッド・A・シンクレア教授が著書『LIFE SPAN 老いなき世界』において、NMNは老化を抑制できる物質になるかもしれないという説を打ち立てたのを機に、世界中でブームになりました。
岡本医師
質問があれば遠慮なく！
まずはおさらい「NMN」とは？
このNMN、実はビタミンB3の一種です。枝豆、ブロッコリー、アボガドなどの様々な食品中にも含まれています。このNMNは体内で大事な物質NAD（ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド）に変換され、エネルギー産生やDNA損傷の修復、遺伝子発現などの制御に深く関与します。また、抗老化分子として知られるサーチュインタンパク質もこのNADにより活性化されることが知られています。
ナイアシン → NMN → NAD → サーチュインやミトコンドリアの活性化など
※NADとNAD＋について…NADはイオン状態なので（電荷を帯びている）正確にはNAD＋と表記するのが正しいのですが、最近はNADと表記することが多いです（NAD≒NAD＋）
★おさらいの詳細は、以下の記事もご覧ください。
eクリニックメンバーページ：『抗老化効果が期待できるNMN（NAD＋ブースター）』
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